1960-03-03 第34回国会 衆議院 本会議 第10号
私は、これらの政府の態度は、まさに軍需資本家、死の商人たちの野望を満たすためには子供たちのおやつ代をもかすめとろうとする、血も涙もない、鬼にひとしい態度であると言いたいのでございます。(拍手) 私どもは、このような世界の大勢に逆行して憲法をじゅうりんし、国民の生活権を脅かす軍備拡張予算に断固として反対するものでございます。
私は、これらの政府の態度は、まさに軍需資本家、死の商人たちの野望を満たすためには子供たちのおやつ代をもかすめとろうとする、血も涙もない、鬼にひとしい態度であると言いたいのでございます。(拍手) 私どもは、このような世界の大勢に逆行して憲法をじゅうりんし、国民の生活権を脅かす軍備拡張予算に断固として反対するものでございます。
全く日本とアメリカの軍需資本家の失業救済みたいなことをやろうとしておるだけであって、国防上、防衛上有人機が要るなどとは、よもや先見の明あるあなたがお考えになっておるとは私は思いません。 そこで先ほどおっしゃった中に、私はこういうふうに受け取ったのです。戦闘機そのものの使命というものは変わってきておる。
そういうことになりますと、軍需資本家は自分の工場を縮小するか、閉鎖するか、いずれにしても自分の仕事に重大な関係があるものですから、しばしば軍需資本家が国際の関係が平和になってくると、何らかの問題を起して、いわゆる国際緊張を激化するような芝居を打って、自分たちの仕事を減らさないように、もしくはもっとふやしていくように、そういうようなことがかなり国際的に大がかりに行われておった、過去において。
どこにあるかわかりもしない侵略で国民をおどかしておいて、軍需資本家のふところをこやそうとする自衛隊増強のしっぽは見え出しました。青年の血や肉をえさにして軍需資本の防備をはかることは、断じて日本を防衛する道ではないのであります。神武景気とは、今日まさに死の商人の息吹きにほかなりません。国を守らんとするならば、国民あげて国を守る心とならなければなりません。
国内においては、黒人に対する非人道的な差別待遇は今日依然として行われ、軍需資本家の裏層な生活の陰には悲惨きわまる貧民窟があり、反共ヒステリーのマッカーシズムは、かつてジェフアーソンやリンカーンによつて高揚されたアメリカ自由の精神を窒息させようとしております。国外においては、差迫つた恐慌の襲来からのがれようとして、世界至るところに自国製品、特に軍需品の市場を求めて狂奔しつつあります。
軍需資本家の豪華な生活の陰には悲惨きわまる貧民窟がなお都会に存在しておる。反共ヒステリーともいうべきマツカーシズムというものが流行しておりまして、自由の精神というものは、アメリカにおいてはまさに窒息せしめられようとしておるのであります。
アメリカがその帝国主義的膨脹政策をやめて、国内においては軍需資本家の独占利潤のためでなく、国民の福祉のために、たとえばかつてルーズヴエルトがやりましたようなニユー・デイールを再び採用し、国外においては、ソ連その他の共産圏諸国とも平和貿易を大規模に再開する、こういうことをしますならば、経済的利害の面においては両国の対立は解消する。第四には、ソ連の実力であります。
しかしそのような利益というものは軍需資本家とか、それに関係のある一部資本家とか、またそれに連なるきわめて少数の人々の、しかも限られた時間内での利益にすぎないのであります。これに反して、大部分の人々は、それによつて何らの利益を受けるものではありません。過去においてもそうでありましたが、軍隊によつて、軍備によつて国や国民が守れるということは、今日では特に一つのあわれむべき迷信にすぎないと思います。
金の力ということは、結局これは資本家の力であり、特に今日においては軍需資本家のカでありますが、そういう金の力、さらに軍需資本家の力というようなものが選挙において大きな作用をする。そういうことの結果として、国民大多数の意向が必ずしも国会に、そのまま議席の数となつて現われないという現実がある。これは実際悲しむべき現実でありますが、教授もおそらく御同感だろうと思います。
なるほど、これらの買付需要は、一部軍需資本家にとつては、少額ながらこたえられないごりやくでございましようが、と同時に、今後この需要が多少とも増して参るとするならば、日本経済は次のような危険に当面しなければなりません。
ところが事実はこれらの二つの条約によりまして、平和条約と安保条約によつて、警察予備隊の軍隊化への方向が決定せられて、憲法改悪の道が漸次開拓されるということになつて参つたわけでありましたが、それはアメリカの軍需資本の経済的並びに政治的要求が、日本における軍需資本並びにミリタリストたちの自己主義に直結したためと言わなければならないと思うわけであります。
きび団子には多少の甘味があるのは当り前で、この甘味に朝鮮特需で味をしめた軍需資本家が目を付けて騒いでいるのがMSAの実態だと思います。(「甘味なんかないぞ」と呼ぶ者あり)併しMSAは決してそんな甘いものでないことは、過般の池田・ロバートソン会談を通じて首相も痛感されたことと思います。
朝鮮休戦によつて日本の軍需資本家が行き詰まつておるのに多少の役に立つことはありましても、全国民的には百害あつて一利ございません。保安隊の増強は、今吉田総理の個人的特使である池田特使が、懐中の奥深く十八万の保安隊増強の案を持つて、きのうかロンドンに飛んだそうでございますが、なかなか話がうまくまとまらなかつたそうでございます。
あなた方にはあなた方の立場があり、あなた方の背後にある軍需資本家の要望もあるでしよう。ところがどんな意味におきましても、そういうことであるならば——あなた方の政治的論理のためにわれわれは言つている。われわれが政権を担当しているなら、われわれの論理がある。私はあなた方の政治的の論理の矛盾を指摘している。
これを逆な言葉で言うならば、MSA援助は米国の軍事目的達成のひもつきであり、かつまたこれに応じなければ米国のごきげんをそこねる結果となり、さらには軍需資本家への御奉仕にそむくものと自認したことにほかならないと信ずるのであります。
承りますと、これはアメリカの意思というよりはあのたまを製造する日本の軍需資本家の要求によつてできたものと聞いております。それならばなおさら国内問題としまして、国民の命を国の資本家がつくつたたまで奪うことのないように、十分御留意の上でこの問題を処概していただきたい。 なお内灘の人たちもたくさん傍聴に来ておられます。局長にお目にかかつて言いたいこともあるでしよう。
第三に、政府は、MSA援助と巨額の再軍備予算によつて、兵器産業を中心とする軍需資本家に、巨大な財政援助を与えんとしております。五百三十二億円の過去の蓄積を含む二千八百三十三億円の財政資金の五割以上は、直接間接にこのために支出されんとしております。国際的に見て、まつたく低能率にして高コストのわが国の軍需産業は、その出血受注の犠牲を、このような国家資金によつてまかなわんとしているのであります。
米国の政府の主要なる閣僚の諸君が軍需資本家で占められておりまするし、これらと繋がつておりまする今日政権を担当する共和党の幹部諸君が明らかに朝鮮休戦を好まないところの発言をいたしておりまするし、或いは又戦争拡大の言動をさえあえてなしておる事情が報ぜられておるからでございます。
従つて附加価値税の延期が示しますものは、この軍事予算の中小企業への転嫁であり、同時に軍需資本の奨励であるということは明白だと思うのです。こういう形が今回の改正案を通じて貫かれております。 その逆に、さいぜんの質疑の際も申し上げておきましたが、逆に大衆への税の増加が現われておる。
フアシスト暴力団が軍需資本家から金をもらつて、国民を再に再軍備と、戰争にかり立てる脅迫的宣伝を行うことは、奨励さるべきでありましようか。 〔発言する者多く、議場騒然〕
税の自然増収はその大半がインフレによる名目的所得の増加によるもので、実質的所得の増加は、独占軍需資本とその連繋者のもの以外は、ごくわずかのものであるといわなければなりません。大衆は名目所得の増加によつて、自然増収のからくりを巧みに背負わされているのが現実であります。
米国軍需資本家は、すでに八方手をまわして買いあさりをやり、その結果、日本のごとくニツケル原鉱石も少く、生産設備も少い国では、あとが続かず、気づいてみたら、ニツケルはまるで市場から消えうせてしまつておつた。こういうわけで、市価は今トン当り三百五十万円にも暴騰しております。